最後の儀式


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セレモニーには、儀式という意味があるそうです。なるほど確かに、これはセレモニーだな、と思いました。

ペット葬儀の会場には、私と、先日息を引き取った、ゴールデンレトリバーのリリーだけしかいませんでした。リリーは♀で、先月ようやく十歳になったばかりでした。
ゴールデンレトリバーは、中型犬の中では寿命がやや短い犬種だと言われており、十歳の誕生日を迎えたときに、少し不安を覚えました。でも、まだまだ元気だったし、これからもずっと一緒だと、信じていました。

それが今、こうしてペット葬儀の会場で、身動きをしないリリーを前にしていると、ずいぶんと昔のことのように思い出されます。ほんの、一ヶ月前のことなのに。

私とリリーだけしかいないのは、ペット葬儀業者の方が気を遣ってくださったからです。最後に、一対一で過ごす時間をくれたのです。
この後、リリーは火葬され、お骨になって埋葬されます。だからこの場は、私とリリーが、最後に対面できる場所で、最後のセレモニーの場所なのです。

こんなに悲しいセレモニーがあるのか、と不思議なくらい、私の心は悲しみに潰されていました。華やかでもなく、賑やかでもない、ただ私とリリーだけが一緒の部屋にいて、最後のお別れをしようとしている。こんな状況が来ると、考えなかったわけではないのに、それでも覚悟はまったくと言っていいほど役に立ちませんでした。

それでもこのペット葬儀は、私とリリーのために、どちらのためにも必要なことだったのだと思います。
私には、リリーとお別れをするきっかけを作るために、リリーには、安らかに眠ってもらえるようにと、見守られるために。